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平和と憲法九条を守る 四日市のつどい
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小森 陽一 講演会 テーマ「憲法をめぐる今日の状況」
「九条の会」事務局長(東京大学教授)
講演の要旨
@ 憲法は国家権力を縛るための最高法規
A 九条改悪を押し付けるアメリカの世界戦略
B 九条改悪で金儲けを企む一部財界
C 九条が21世紀の戦争と平和の分岐点
D 九条を活かす(「活憲」)ことが、平和と生活の改善をもたらす
E 九条を活かす広範な国民運動をどう創るか
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2005.12.19 四日市総合会館 18:45 〜 20:45
会館の終了時間いっぱいまで、熱く九条を語られました。後片付が時間内に終わ
らず主催者があわてる一幕もありました。さすが事務局長、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
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目から鱗 −北朝鮮のテポドンから、なぜアメリカは戦争をしたがるか、まで−
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「九条」を語るとき必ず持ち出されるのが「北朝鮮・テポドン」。今回の講演で
事務局長は、ずばり「有り得ない」の一言。日本への攻撃は、北朝鮮の終焉を自ら
招くことである。このことを最もよく分かっているのが金正日自身。日本海沿いに
ある原発が一機爆発すれば、チェルノヴィリ原発事故で明らかのように、放射能は
日本列島はもちろん日本海をはじめ地球的規模で汚染が広がり、戦術的にも戦略的
にも意味を失う。唯一の輸出商品である「海産物」を誰がだめにしますか?テポド
ンの発射実験はアメリカから援助を引き出すための道具にしかすぎません。ただし
日米は同盟強化ためには、日本国民向けに最大限利用するだろう。イージス艦やミ
サイル迎撃システムのセールスに拉致問題をはじめ北朝鮮問題の宣伝効果抜群であ
る。ワイドショーを見ればよく分かる。
次に「なぜアメリカは戦争をしたがるのか」に対して、これも明快。「儲かるか
ら」。兵器産業や戦争ビジネスは戦争や紛争があっての商売。米国政府にとっての
最大の公共事業は「戦争」。2005年度のアメリカ連邦政府の概算要求総額8180
億ドルのうち、51.4%の4210億ドルが、軍事費。戦争がなけらば困るのが他でも
ない政府自身である。アメリカはこれまで、先の大戦以後、「戦争」はしていない。
議会の承認の必要のない大統領の判断だけで行える「自衛・防衛のための部隊の派
遣」であるという。となれば、九条1項(平和主義)「戦争の放棄」はまったく力
を持たない。日・米の「平和と安全」を理由に、自衛軍が引きずり出されれること
は当然である。
現在、アメリカの要求に対して厳然と拒否し続けられるのは、他でもない現行憲
法の力。古臭い時代おくれとの批判は当たらない。現在の日本の外交・防衛・安全
を支えているの他ならない憲法。この事実に私たちは感謝しなければならない。今、
アメリカは世界で孤立を深めている。その野望を打ち砕く絶好のチャンスである。
やることは簡単、現行憲法を死守するだけでいい……。
「権力と金力を持たない私たちの唯一の武器は、記憶力!」「悔しいこと、腹の
立つことを忘れてはダメです」と事務局長。講演の迫力に圧倒され、息をのみ聞き
入っていた私たちに「『改革』という言葉を権力は2度目使った。一つは今回の選
挙、もう一つはいつ?」の問いに会場の誰も答えることができない事に立腹され吐
かれた言葉。老化現象が時折顔出す私たちとしては耳の痛い話しであった。
これからの闘いについて事務局長は、集会やビラまきだけではダメ。個々人への
働き掛け。説得と納得から共感から新たな輪を広がることを、その段階の取り組み
に入った「九条の会」から報告が届いている。国民の過半数を組織すれば「発議に
待った」をかけることが出来る。「負ける」と分かっている国民投票にはかけない。
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2004年度アメリカ国家予算
2兆2724億ドル(268兆1432億円)
国防費 3903億ドル( 46兆 554億円 118円/ドル)